2012年3月17日土曜日

ジタン・トライバル(FFIXDDFFZidane)の説明書

当アカウントは一個人が趣味で作成したものであり、公式様とは一切関係はありません。
FINAL FANTASY IX の主人公、「ジタン・トライバル」の非公式全手動なりきりアカウントです。

※ちなみに、botではありません。


【ジタンについて】

クジャなりもつくっていたのですがジタンも好きだったので・・・。
創作性強め、というより創作性しかありません 笑

ちなみにまだキャラが固定されていないので
情緒不安定なのはお許しください。

ネタなテンションのこともあります。

※あまりに常識から外れた行為/アカウントに対する誹謗中傷等の行為はお止め下さい。
 目に余る場合はブロック(もしくはスパム報告)させて頂きます。
創作性が強い為、公式ジタンのイメージを崩したくない方はフォローしないことをオススメします。



【遊び方】
◆全手動なりきり。おしゃべりで意外と寂しがりです。話しかけてあげてください。
 (クジャ→DDFFIXKujaと会話することもあります。)
◆クジャと会話してる時は暇してたりします。
 「クジャ愛してますか?」等の質問を投げかけると腐方面スイッチが入るのでのろけます。
 「クジャ嫌い?」と聞くと原作ジタンに近い感じのおしゃべりが聞けます。

◆名前表記が「じたん」「じたん・とらいばる」に変わっているときは幼少ジタンモードに陥ってます。
 

◆三角形でクジャ、ミコト(FFIXMikoto)と会話することもあります。
 はたから微笑ましく眺める、介入するは個人の自由です。

◆基本は女の子大好きです。
 気持ちをぶつけていただければ同じテンションで返してくれます。

◆甘、攻め、腐ジタンなど女性向け要素も含まれるので注意!

【フォロー・フォロー返しについて】

ォローは手動で行っております。
※ただし明らかに宣伝目的/企業/紹介文が英語/紹介文が未記入等の方につきましてはブロック(もしくはスパム報告)させて頂きます。ご容赦ください。※悪質な数増やし(フォローを希望しすぐに外す等)の行為は絶対におやめください。
場合によってはただちにスパム報告させて頂きます。

【ジタンに飽きてしまったら】

ジタンのフォローをお止めになりたい方は、ブロックでお別れをお願いします。

2012年3月13日火曜日

召喚士アカウント(syokanshi_49910)の説明書

当アカウントは一個人が趣味で作成したものであり、公式様とは一切関係はありません。
FINAL FANTASY IV「リディア」
FINAL FANTASY IX「ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世」、「エーコ・キャルオル」
FINAL FANTASY X「ユウナ」
非公式全手動なりきりアカウントです。

※ちなみに、botではありません。


【召喚士垢について】

もうなり垢6つめになりますが・・・。召喚士入れたいけど選べない!の結果。
創作性強め、というより創作性しかありません 笑

ちなみにまだキャラが固定されていないので
情緒不安定なのはお許しください。

ダガーとエーコはジタンの制裁役かもしれない 笑

※あまりに常識から外れた行為/アカウントに対する誹謗中傷等の行為はお止め下さい。
 目に余る場合はブロック(もしくはスパム報告)させて頂きます。
創作性が強い為、公式リディア、ダガー、エーコ、ユウナのイメージを崩したくない方はフォローしないことをオススメします。



【遊び方】
◆全手動なりきり。おしゃべりで意外と寂しがりです。話しかけてあげてください。 

◆名前表記がひらがなの時は皆幼女モードに陥ってます。
 

◆クジャ(DDFFIXKuja)、ミコト(FFIXMikoto)、ライトニング(LightNari)と会話することもあります。
 はたから微笑ましく眺める、介入するは個人の自由です。

【フォロー・フォロー返しについて】

ォローは手動で行っております。
※ただし明らかに宣伝目的/企業/紹介文が英語/紹介文が未記入等の方につきましてはブロック(もしくはスパム報告)させて頂きます。ご容赦ください。※悪質な数増やし(フォローを希望しすぐに外す等)の行為は絶対におやめください。
場合によってはただちにスパム報告させて頂きます。

【召喚士に飽きてしまったら】

召喚士のフォローをお止めになりたい方は、ブロックでお別れをお願いします。

当サイトについて

当サイトは、FF大好きな管理人によるFF大好きな人のためのサイトです。
よって、某公式会社様とは何の関連もない非営利、非公式


FF同人サイト


です。
また、女性向け要素や創作性が多数含まれます。
そういったものにご理解いただけない方はブラウザバックで
お戻りください。

ちなみに主はクジャ様とは神をも超越した存在として接しております。

物書きが多いのですが、たまに駄目絵もうpする予定です。

◆about ここ(Top兼案内所)
◇FINAL FANTASY IX -生命の祈りと鎮魂歌- FFIX二次創作のノベルです。
◆Twitter 何体かbotやなりきりを経営しているので、それについて。
◇Other その他だらだらと。


いろいろのんびり追加。
更新速度はカメェエエエエエエ!w先生といい勝負です。

いいですとも!な方はよろしくお願いしました!

2012年3月3日土曜日

第一幕 第一話

-Who am I ? Where from I ?-










――ここはどこだろう。
亜麻色の髪を左肩で緩く結った少女は、自分の瞳と同じ色をした空を見上げてぼんやりと思った。
何も思い出せない。自分が誰で、どこから来たのかも。
服装も、場所も、自分の外見も。何一つとして見覚えがない。なぜだろう。
感じるのは鈍い頭痛。空虚な心の中を吹き抜ける、皮肉なほどに爽やかな風。

「――おや?」

風が巻き上がり、緑が視界と鼻孔に舞う中、唐突に背後から声がかかった。
少女が振り返った目線の先には、性別の区別のつきにくい妖艶な人物が立っていた。
夜明け前の空のように蒼い瞳、白い肌と銀の長髪。変わった服装をしているが、どこか少女の着ている服装と雰囲気が似ていた。
その人物はなびく風を少し片手で抑え、先刻まで少女の見上げていた空を見上げていた。
「こんなところに小鳥が一羽とは珍しいね?」
声からして男性。しかし少女はそれを理解すると同時に、抗いようのない恐怖を感じた。

――この人、怖い。

銀髪の青年は少女を見据える。そしてにこりと微笑む。
しかしその笑顔で刹那、少女の背中には悪寒に似た寒気が走った。この人、目が笑ってない。そう気付きつつ冷や汗が流れ、足がすくむ。この人の中には絶大な力がある。自分など到底敵わない大きな力が。
それを感じ取り、同時に笑いを含まない冷たい目に宿る冷酷さに怯えと狼狽を隠しきれなかった。
怖い。怖い。逃げなきゃ。殺される。
少女は必死に周囲を視線だけで探る。辺りは森。ただし背後は崖。正面にはまるで〝死神〟ともとれる青年と、彼に従えられているらしい銀の竜だけだ。

「そんなに怯えなくてもいいんじゃないかい?」
青年が近づく。頬に手を触れられ、必死に俯いていたその顔はあっけなく上を向いた。
「へぇ。君には僕の力がわかるんだねぇ?」
冷ややかな視線。それと同じように、青年の体温も低く冷たい手だった。
滑らかな手は現来であれば、心地よく感じるものだろう。しかし少女にはその手は返り血を大量に浴びた恐ろしい手なのだと直感した。

「君の名前は?」
「私の・・・・・・名前は・・・・・・」
そうだ。私の、ここの私の名前は――



「ウェルト・・・・・・」






Prelude......<<

2012年3月2日金曜日

第一幕 失われた器

〝前奏曲〟 Prelude......

 世界は複雑に密接に関係し、時に絡み合い、時に離れ合っています。

 とある世界で魂を入れるためにひとつの器が造られました。
器は他につくられた器と何も違わないはずでした。
けれどその器は何かがちがっていました。
器をつくった人は自分たちの世界が滅んでしまわないようにその器を利用しようと考えました。

始まりの器を基に、器がつくられていきました。

 金色の4つの器を作った人もまた、作られた器でした。


1番目は内なる魔力を強く秘めるもの。


2番目は空虚で無力。

3番目は逞しい武力を強く秘めるもの。

4番目は魔と武を兼ね備えたもの。


1番目と2番目は偶然生まれたものでした。
しかし器をつくった人は1番ばかり見ているうちに生まれた2番に気づきませんでした。
1番を基に3番目がつくられました。

初めて自分に似た器を見た1番目は生まれたての3番目をとてもかわいがりました。

1番目はあるひ、ひとつの器に出会いました。
それは誰も今まで気づかなかった、2番目の器でした。
2番目の器は自分をつくった人を怖がり、震えていました。
かわいそうだと思った1番目は2番目を、自分を作った人から遠ざけて一緒にいました。

ある朝、1番目はつくった人に呼ばれました。
1番目は純粋な瞳をその人へ向け、ついていこうとしました。
2番目は1番目の名前を呼びました。
不安そうな目をする2番目に1番目は微笑みかけました。

つくった人は1番目に命の時間をつくろうとしていたのです。
1番目はもちろん、そのことに誰も気づきませんでした。
――2番目を除いて。

2番目は空虚なその器をなげうって命の時間を1番目から妨げようとしました。
それが失敗だったのか、成功だったのかは誰も知りません。

ただ、2番目はどこかへ消し飛んでしまいました。


最後まで2番目に気づかなかったつくった人は1番目に時間をあたえました。
それが真実なのか虚実なのかも誰も知りません。

2番目が消えたことで金色の器だったはずの1番は銀色になりました。
慈しみの心と歓喜と悲しみと消失感と不安を知った銀色はもう器ではありません。

1番はさらに、3番が自分の代わりにつくられたことを知りました。
そして、3番が大きくなった時自分が用済みになることも。
1番は恐怖と憎悪で3番をほかの世界に捨ててしまいました。

つくった人はそれを気にも留めず、3番の代わりに4番をつくり始めました。
1番目は3番目を捨てた世界へと、つくった人の考え通り旅立っていきました。




選ばれた他の3つの器のいない世界で4番目は生まれました。
魂を知らない4番は空虚さを胸に抱えたままその世界で生きています。


そう、今でも・・・・・・



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